警察や公安は身辺調査が必要な職業?その調査内容とは

職業によっては、採用前に自身の身辺調査があります。この記事では、身辺調査の調査内容や引っかかる可能性がある事項を解説しています。あなたが入社予定の職業には、身辺調査があるのでしょうか?一緒に確認していきましょう。

身辺調査が必要な職業とは?

身辺調査はどのような職業に実施されるのでしょうか?結論、国家の安全に関わる職員、市役所などの公務員に実施しています。
ただそれぞれで内容が異なるので、確認していきましょう。

警察・公安などの国家の安全に関わる職業

警察や公安など、国家の安全に関わる職業では、より厳格な身辺調査が実際されます。
それらの職業は、治安維持を目的としており、反社会的勢力や危険な団体などと私的な関係があっては、調査に支障が出てしまいます。
よって、警察や公安などの職業では、厳格な身辺調査が実施される場合が多いです。
地域によっては昇進するごとに身辺調査を実施される場合があります。

市役所職員などの地方公務員

市役所・県庁職員にも身辺調査が実際される場合があります。
ただ、その内容は厳格なものではなく、自己申告なものがほとんどです。自身の犯罪歴や親族の情報を記入して提出します。
よほど大きな問題がない限りは、自身の職業に影響はないと言っていいでしょう。

公務員が必要な身辺調査の内容

警察や公安などでは、実際にどのような身辺調査が実施されるのか具体的な内容を確認していきましょう。

個人情報

警察や公安などの職業では、以下のような個人情報に対して身辺調査が実際されます。

  • 反社会的勢力などとの関わり反社会的勢力や危険な団体などとの親密な関係がないか
  • 犯罪歴や訴訟歴過去の犯罪歴や訴訟歴がないのか確認する
  • 家族構成:身内に上記のような国家の安全に関わる組織などとの関わる人がいないか

上記のような内容を身辺調査として、警察や公安組織内部で実施しています。よって本人には身辺調査の情報は伝えられません。

言動・行動などの人間性

警察や公安などの職業の身辺調査では、下記のような調査が行われる場合があります。

  • 人間性・性格など:近隣の方への聞き込み調査や管轄地域の警察署へ情報提供が求められます
  • 政治団体との関わり:公安によって指定されている危険な宗教団体などとの関わりがないか、聞き込み調査などが実施される場合があります。

3親等以内の身内にも身辺調査が及ぶ場合も

警察や公安などの職業の身辺調査では、本人だけではく3親等まで調査が及ぶ場合があります。
というのも、身内に反社会的勢力や危険な宗教団体と関わる者がいると、調査時に情報の漏洩や隠蔽する恐れがあるためです。
3親等は以下の人に当てはまります。

  • 1親等:父母、子供
  • 2親等:祖父母、孫、兄弟
  • 3親等:曽祖父、曾孫、伯父伯母(叔父叔母)、甥姪

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