まずは、旦那の浮気度を確認するためのポイントを確認してみましょう。
浮気が本気かどうかのサインと兆候
旦那にとって浮気相手の方が大事になってくると、旦那は妻をないがしろにし、浮気相手を優先するようになります。
旦那が浮気相手を優先するようになると、次のようなサインや予兆が出るようになります。
- 妻とのコミュニケーションやセックスを避ける
- 家族の記念日やイベントをおろそかにする
- 使途不明な出費が多くなる
- 泊りがけの外出が多くなる
- 浮気相手のことを隠さなくなる
- 離婚話を持ち出してくる
本気の浮気と遊びの浮気の違いとは?
浮気が「本気」か「遊び」かの違いは、妻と浮気相手、どちらを優先するかということに尽きます。
ただの「遊び」であれば浮気していることを隠し、妻や家族を優先します。
しかし、だんだん浮気相手にのめりこむようになると、妻や家族は二の次になり、ひどい場合は堂々と浮気相手を優先するようになります。
浮気が本気だと感じた場合の初期対応
浮気が本気だと感じた場合の初期対応
旦那が浮気相手に本気かもしれないと感じた際に、妻が取るべき初期対応を解説します。
ここで冷静な対応をとることは、浮気の証拠を確実につかむことにつながります。感情的にならずに、できるかぎり慎重に行動してください。
まず確認すべき重要な証拠と情報
旦那の浮気が本気だと感じた時に確認したいのは、以下の情報です。
- 旦那が浮気している明確な証拠
- 浮気相手と会っている場所や頻度
- 浮気相手のために使っている金額
これらの情報のヒントとなる証拠を集めましょう。
有力な証拠の具体例を表にまとめました。
証拠の種類 | 証拠の具体例 |
|---|
| 写真・動画 | 旦那と浮気相手の性交渉や裸の写真や動画 |
| カーナビ履歴やGPS記録 | ホテルや相手宅の出入りの記録 |
| 音声 | 旦那と浮気相手の通話記録 |
| メールやSNS | 会う約束、浮気や性交渉を匂わせるやり取りの記録 |
| レシートやクレジットカード明細、ETC記録 | 避妊具の購入、ホテルの宿泊記録、不可解な高速道路利用の利用明細 |
| ホテルや飲食店のクーポンやアメニティ | ホテルのサービス券、ポイントカード、ライター、歯ブラシ |
本気の浮気に対する初期対応のステップ
旦那の浮気が本気かもと感じたら、行うべき初期対応のステップは以下の通りです。
- 浮気の証拠を集める
- 自分自身がこれからどうしたいか考える
もしLINEやメールで不貞行為を思わせるやり取りを見つけたら、その画面をご自身のスマホで撮影して、保存しておくと証拠として役立ちます。
撮影時は送信相手や送受信の日付、時間が分かるように撮影しましょう。
ただし、盗聴や盗撮など違法な手段で集めた証拠は、法的に認められないので注意が必要です。
確実に有力な証拠を集めたいなら、探偵社に依頼するのもおすすめです。
今後の旦那との関係を検討すると、離婚や慰謝料請求といった法的対応も視野に入るかもしれません。ですが、感情に任せて早急に判断するのは得策ではありません。
一度冷静になるまで待ってから今後の方針を決めるのがおすすめです。
旦那の浮気が本気かどうかを確認するための方法
旦那の浮気が本気かどうかは、日々の行動や言動から読み取ることができます。
旦那の行動や言動から読み取る本気度
旦那の行動や言動から、浮気相手への本気度を読み取ることが可能です。
浮気中の旦那が思わず行ってしまう行動・言動を、浮気相手への本気度別に表にまとめましたので確認してみましょう。
本気度 | 行動・言動 |
|---|
低 | ソワソワしている・目を合わさないなど、違和感を感じる |
| スマホにロックがかかっている |
| コミュニケーション(セックスを含む)が減った |
| 急に冷たくなった・優しくなった |
中 | 頻繁に予定を確認してくる |
| 電話に出ない |
| 趣味が変わった |
| 不明な出費が増えた |
| 車がきれいになった・走行距離が増えた |
高 | スマホをトイレやお風呂に持ち込むようになった |
| 財布の中に家族と関係のない通行券やレシートなどが入っていた |
| 残業・出張が増えた |
| 外見や身なりを気にするようになった |
| 明らかな嘘をつく |
浮気相手に感情が移っている可能性が高ければ、旦那と浮気相手に対しての慰謝料請求や離婚手続きも視野に入れましょう。
具体的な法的手続きを行う際には、裁判で使用できる十分な証拠が必要です。裁判で使用できる浮気の証拠集めは、浮気調査のプロである探偵社に依頼するのが良いでしょう。
探偵社の利用と証拠収集の手順
個人では旦那に気づかれずにしっかりと浮気の証拠を集めるのは、かなり難しいものです。
浮気調査の費用相場は15万〜60万円と幅があり、探偵社に依頼する前に旦那にバレない範囲で証拠集めをしておくと調査料金を低く抑えられます。
ここからは、探偵社が行う証拠収集の手順を解説します。
面取り
面取りとは探偵用語で、調査対象者の顔や特徴を確認・特定することです。
調査対象者を間違えることはあってはならないことなので、服装や髪型、仕草、クセ、普段の行動まで徹底的に依頼者と共有します。
尾行
尾行の主な目的は、調査対象者の行動パターンを明確にすることです。調査対象者に気づかれないよう尾行し、いつ誰とどこで会っているのかをつかみます。
調査では具体的な証拠が必要なので、カメラやスマホで撮影しながら尾行を進める探偵がほとんどです。
張り込み調査
浮気相手の自宅など目星をつけた場所に張り込み、監視するのも探偵社の主な仕事です。
不貞の証拠となる決定的な写真や動画を撮影するため、数日から数週間かけて張り込むことも少なくありません。
- 浮気相手の家で一晩過ごしていた
- 浮気相手とラブホテルに入った
- 浮気相手と車中で不貞行為に及んでいた
- 出張と言っていたが浮気相手との旅行だった
といった決定的な証拠は、張り込み調査で押さえられることが多くあります。
聞き込み調査
探偵社は必要に応じて、調査対象者がよく訪れる場所で聞き込みし、情報収集します。
ただし聞き込み調査は、調査対象者に調査していることがバレる恐れがあります。そのため、必要でないと判断したら行われないこともあります。
中間報告
探偵社は調査途中で依頼者に中間報告をするのが一般的です。
報告内容は調査対象者の浮気の証拠だけでなく、調査していく上で依頼者に協力してほしいことなどさまざまです。
探偵社によっては中間報告をしないところもあるので、契約時に確かめておきましょう。
調査の完了・確認作業
浮気の証拠が十分集まった場合や、契約期間が満了した場合は調査完了となります。
ただし、調査の結果浮気の証拠が見つけられないこともあります。場合によっては今後の調査延長も含め、依頼者と確認作業を行います。
報告書の作成
無事に調査が完了すれば、調査内容を時系列順にまとめ、報告書を作成します。
報告書は基本的には1部のみの作成です。しかし離婚や慰謝料請求などで必要であれば、複数作成することも可能です。
法的な対応と弁護士の活用
配偶者以外の相手と関係を持つことは「不貞行為」とされ、不法行為(民法709条)に該当する違法行為です。
離婚や慰謝料請求など法的対応を考えるなら、法律のプロである弁護士に相談がおすすめです。
旦那の浮気について、法的な対応を考えた時に押さえておきたいポイントを見ていきましょう。
浮気が本気の場合の法的な対応策
旦那の浮気が本気だと感じた時に、法的な対応を決意したら、まず弁護士に相談することをおすすめします。
法的な手続きとして、具体的に次の2つの対応が挙げられます。
弁護士に依頼すれば、精神的・肉体的ストレスを軽減できるばかりか、手続きがスムーズに進むメリットがあります。
弁護士の主な役割は以下の通りです。
- 離婚についての法的なアドバイスを行う
- 財産分与の交渉を代行する
- 親権や面会交流権に関する調停をサポートする
- 離婚訴訟代理人として裁判を行う
- 慰謝料請求などの手続きを代行する
離婚や慰謝料請求など法的対応を決意した時は、弁護士に相談しましょう。
弁護士に相談するタイミングとその理由
弁護士に相談するタイミングは、早ければ早いほどよいと言えます。
早く相談することで有力な証拠をスムーズに集められるので、有利に話を進めることができるからです。
また弁護士が早めに介入することで、当事者同士の感情的な話し合いが避けられます。
そのため問題がいわば「ドロ沼化」することなく、スピーディーな解決が目指せます。
浮気が本気であった場合の関係修復の方法
旦那の浮気を許し、夫婦関係を継続したいと考えた時にするべきことを紹介します。
旦那の浮気が本気だと感じても、さまざまな理由から離婚には踏み切れないこともあります。
関係修復を決意したなら、何をするべきか見ていきましょう。
浮気が本気だった場合の関係修復のステップ
関係を修復するためには、「夫婦関係を継続していく」という気持ちを共有しなければなりません。
そのためには自分の気持ちも旦那の気持ちも、しっかり吐き出す必要があります。
関係修復に役立つステップは以下の通りです。
離婚したくないという自分の気持ちを伝える
離婚したくないなら、その理由を「子ども」や「生活」ではなく、「自分」を主語にして伝えることが大切です。
自分の気持ちを抑え込んだままでは、健全な関係修復は望めません。
どうしても感情的になりそうなら、冷静な時にメモや手紙などにまとめ、読みながら伝えるとよいでしょう。
なぜ浮気したのか、自分にも原因はないか尋ねる
夫婦関係を継続していくなら、「なぜ浮気したのか」を知ることが必要です。
理由を知ることで、浮気の再発を防ぐことができるからです。そこにもし自分にも原因があるなら、意見を聞き入れましょう。
もちろん今すぐ変わるのは難しいかもしれません。
しかしまず素直に相手の気持ちを聞くことは、関係修復のためにも大切なことです。
不倫誓約書を交わす
不倫誓約書とは、不倫の事実を認め、浮気相手に二度と会わないことを約束するものです。
記載する内容はさまざまですが、慰謝料の支払いも盛り込まれています。
もし不倫誓約書に違反した場合、「〇〇万円の違約金を支払う」といったペナルティを用意することもできます。
不倫誓約書は浮気の再発防止のためにもできるだけ作成しておきましょう。
専門家やカウンセリングの活用法
浮気の原因を探ったり、問題解決の糸口が見つけるために、専門家やカウンセリングを活用してみましょう。
カウンセリングは浮気された側はもちろん、浮気している側も受けられます。旦那と一緒に夫婦カウンセリングを受けるのもよいでしょう。
カウンセリングは、探偵所のカウンセリングルームや、浮気専門のカウンセリングルームなどで受けられます。
ただし、探偵社の専属カウンセラーを除いては基本カウンセリングは有料。そのため、明確な目的や具体的な要望・問題意識を持って、上手にカウンセリングを活用しましょう。
本心を打ち明ける
カウンセリングでは何より「本心を打ち明ける」ことが大切です。
自分の本心を包み隠さず第三者に話すことは、自分自身の心の声を聞くことにつながるからです。
結果、カウンセリング後は自分がどうしたいのかがはっきりします。そのためスッキリとした気分で前向きに臨むことができます。
自分が話しやすいカウンセラーに相談する
カウンセラーは、自分が話しやすいと思った人を選びましょう。
自分の思いを包み隠さず話すためにも、カウンセラーとの相性は大切です。
「話しにくい」「話を最後まで聞いてくれない」などカウンセラーに不満を感じたら、カウンセリングルーム自体を変えるのもおすすめです。
カウンセリングルームによっては、初回無料で相談を受け付けています。カウンセラーの雰囲気を知るために、初回無料相談を利用するのもよいでしょう。
心理的な対処法とサポートの受け方
浮気した方もされた方も心理的な対処とサポートを受けると、健全な関係修復につながる可能性があります。
本気の浮気による感情的な影響とその対処法
浮気されたという辛さは、食欲不振や吐き気など体だけでなく、感情にも多大な影響をもたらします。
具体的な不調としては、次のような症状が挙げられます。
- フラッシュバック
- 感情の起伏が激しくなる
- 無気力・注意散漫になる
- 周囲への興味が薄れる
もし相手の浮気による精神的な不調を感じていたら、まず自分を守るための対処が必要です。
相手の顔を見るだけで不調を感じるなら、別居して距離を置くのもよいでしょう。
寝室を別にしたり、食事の時間をずらしたりして、できるだけ相手の顔を見ないようにするのも有効です。
しかし何も言わずに距離を置いてしまうと、今後の関係修復に影響が出る可能性があります。
そのため自分の気持ちを相手に伝え、きちんと理解してもらうことが必要です。
心理的サポートを受けるためのリソースと方法
浮気された側がカウンセリングを受けるのはもちろんですが、浮気した旦那にもカウンセリングは有効です。
浮気は病気ではありませんが、依存的に浮気を繰り返す人は一定数います。
カウンセラーに相談することで、浮気してしまう原因を知り、浮気の再発を防ぐことが可能です。
また「旦那が浮気カウンセラーに相談している」ということは、妻にも安心感を与えます。
多くの探偵社では無料で受けられるカウンセリングサービスを用意しており、専門のカウンセラーが一人ひとりに合った解決策を提案してくれます。
良好な夫婦関係を継続させていくためにも、専門家の心理的サポートを受けましょう。
浮気問題を未然に防ぐための予防策と関係強化法
浮気で夫婦関係が破綻しないためにも、普段から浮気を未然に防ぐ対策をしておきましょう。
ここからは、浮気を防ぐための予防法と関係強化法を解説します。
健全な関係を築くための具体的な対策
旦那の浮気を防ぐためには、家庭の雰囲気を良好に保ち、健全な関係を築く必要があります。
具体的な対策は、以下の通りです。
- 家庭内の仕事を分担し協力する
- 些細なことでも感謝の気持ちを伝える
- お互いの意見を尊重する
- 外食や旅行など楽しい時間を積極的に作る
- リラックスできる環境を整える
家庭は家族の心のよりどころです。これらのポイントを押さえ、家庭の雰囲気を良好に保ちましょう。
浮気のリスクを減らすためのコミュニケーション法
浮気のリスクを減らすため、夫婦で考えるコミュニケーションを紹介します。
浮気に対する意識を共有する
浮気のリスクを減らすためには、まず夫婦間で浮気に対する意識を共有することが重要です。
例えば、以下のような浮気のボーダーラインを決めておくのもおすすめです。
- 仕事以外では異性と二人きりで会わない
- LINEやメール、SNSで異性と個人的なやりとりをしない
浮気は絶対に許さないという認識を改めて共有し、再発防止に努めましょう。
愛情表現をおろそかにしない
普段から言葉や態度で「好き」「愛している」と積極的に伝えましょう。
長い付き合いであればあるほど、お互いの存在を当たり前に感じてしまい、愛情表現がおろそかになるのはよくあることです。
付き合いが長くなった時こそ相手に愛情を伝え、スキンシップ(セックスを含む)を大切にしましょう。
共通の趣味を持つ
夫婦共通の趣味は、関係修復に大いに役立ちます。
同じ経験をし、同じ景色を見ることで、お互いへの信頼感や理解が育まれます。会話が豊かになることもメリットです。
よくある質問(FAQ)と専門家のアドバイス
旦那の本気の浮気に関するよくある質問(FAQ)と、専門家のアドバイスをまとめました。
浮気が本気かどうか判断するための基準は?
旦那の気持ちが一時的に浮気相手に大きく傾くと、浮気相手を優先するあまりに家族や妻の扱いがおろそかになります。
もし家族の記念日やイベントを顧みず強引に外出しようとするなら、旦那の浮気は本気になっているのかもしれません。
また浮気相手に本気になるほど、妻とのコミュニケーションを避ける傾向があります。
旦那の態度がいつもと違うと感じたら、探偵社に相談してみるのもおすすめです。
旦那の浮気が本気だった場合、最初に何をすべきか?
旦那の浮気が本気だった場合最初にするべきことは、何も気づいていないフリを続けながら、旦那にバレないように証拠を集めることです。
離婚するにせよ、慰謝料請求するにせよ、最終的な判断を下すまでには時間がかかります。
それまでに不貞の証拠を集めておきましょう。証拠は離婚や慰謝料請求の時に話を進めやすくなるばかりか、裁判の時にも大いに役立ちます。
旦那の浮気が本気だと感じたら、感情的にならずにうまく泳がせながら、しっかりと証拠を集めましょう。
浮気問題を解決するための専門家の役割と選び方
浮気問題をスムーズに解決するために、探偵社に調査を依頼するのもおすすめです。
探偵社は浮気調査のプロなので、尾行や張り込みなどさまざまな調査方法を駆使して、個人ではつかみきれなかった証拠をつかむことができます。
探偵社の選び方は以下の通りです。
- 初回相談時の電話対応が悪いところは避ける
- 探偵業届出証明書を確認する
- 利用ユーザーの口コミや評価を確認する
- 調査料金が明朗で追加料金がないことを確認する
確実に証拠をつかみたいと思ったら、探偵社に相談してみましょう。